ハングル能力検定とはどんな資格なのか?試験の概要について

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ハングル能力検定とは、どんな資格試験なのか?

ハングルと韓国のイラスト

ハングル能力検定は、1992年に設立されたハングル能力検定協会が主催している検定試験です。

韓国語、そして朝鮮語の能力を示せる検定試験として、1993年に第1回目となる試験を実施。

2020年の秋には第54回目となる試験が行われ、累計で約45万人の方々が出願し、これまで24万5千人の合格者を輩出しています。

この数字から割り出される合格率は、約54%です。5割を超える方々が合格している検定試験であり、難易度はそれほど高くないと言えるでしょう。

筆者は昔、仕事で3ヵ月間韓国に滞在してハングルを勉強したことがありますが、文法は日本語と似ており、覚えやすかったことを記憶しています。

英語をはじめとした欧米諸国の言語へ苦手意識を感じている方にも、おすすめの語学です。

また日本では、韓国のドラマが大ヒットすることもめずらしくありません。

韓国ドラマを楽しみながら勉強するのも良いですし、一定のレベルを超えれば、字幕無しで韓国のドラマや映画を楽しむことも可能になります。

また、日本と韓国は距離が近く、旅行でも気軽に行ける場所です。韓国の文化や食べ物が好きな方にとって、やりがいのある検定試験だと言えるでしょう。

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ハングル能力検定における各級のレベルについて

ハングル能力検定は、5級、4級、3級、準2級、2級、そして1級の6段階のレベルがあります。

5級が一番簡単で、1級はトップレベルの扱いです。各級におけるレベルを簡潔にまとめると、以下のようになります。

5級

ハングルの基礎をある程度理解している。ハングルの母音や子音を、ちゃんと区別できる。

4級

基本を理解しており、それを用いて表現することが可能。簡単な文章を読み、何について書かれているのか理解できる。

3級

丁寧な言い回しの他、依頼や拒否に関わることを大まかに表現できる。使用頻度の高い慣用表現なども理解している。

準2級

場面や相手に応じて、韓国語・朝鮮語における適切なコミュニケーションを取れる。韓国の新聞記事やニュースなども、把握することが可能である。

2級

ハングルで相手に失礼のない話し方ができる。複雑な謝罪や依頼なども、適切に表現することが可能。請求書や取扱説明書なども、具体的に把握できる。

1級

様々な場面で用いられるハングルを十分に理解し、自由自在に使いこなすことができる。

ハングル能力検定の試験概要

ハングル能力検定の受験資格や試験日、受験料などをまとめました。

受験資格

なし。年齢、学歴、国籍の制限はなく、誰でも受験できる。

検定料

5級 ⇒ 3,200円

4級 ⇒ 3,700円

3級 ⇒ 4,800円

準2級 ⇒ 5,800円

2級 ⇒ 6,800円

1級 ⇒ 10,000円

※上記の金額は全て税込表記です。

試験日

ハングル能力検定の試験は、春期と秋季の年2回です。

春期 ⇒ 6月の第1日曜日

秋季 ⇒ 11月の第2日曜日

試験地

北海道から沖縄まで、全国の主要都市て行われています。

願書の入手方法

受付期間中に、全国各地の書店で願書を無料配布しています。またハングル能力検定協会の公式サイトから、願書をダウンロードすることも可能です。

ハングル能力検定協会の公式サイトはこちら

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