事務職の転職に役立つ!キャリアアップも期待できる資格10選
事務職は、様々な業界でとても多くの人々が就業している職業です。
金融、IT、人材、商社、そして官公庁など、ありとあらゆる企業や団体において、事務職は無くてはならない職種ですよね。
一定以上のスキルや経験を養うことができれば、業界の枠を超えて転職することも可能です。
さらに、自分自身のスキルや能力をアピールできる資格を取得すれば、好条件で事務職での転職を実現できるかもしれません。
そこで今回は、事務職の転職に役立つ10の資格を厳選してピックアップしました。
パソコンスキルやビジネスマナー、さらに事務職における特別なスキルなど、学べる範囲はとても広いです。これだ!と思える資格がありましたら、ぜひ積極的に取得に向けて挑戦してみましょう!
1.MOS
MOSは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」のことで、今や事務作業で定番となったエクセルやワード、パワーポイントなどの「Microsoft Office」の各ソフトを使いこなせるかどうかを示せる国際資格です。
エクセルなどのOfficeソフトは、日本のみならず世界中で活用されています。これらのソフトを使って文書を作ったり、表計算を利用して事務処理を効率化できたりするかどうかは、事務職に直結するスキルだと言えます。
知名度も非常に高く、事務職での転職やキャリアアップで大きなアピールになることは間違いないでしょう。
2.TOEIC
英語のコミュニケーション能力を示せる世界標準の試験が「TOEIC」です。IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が運営しており、リスニング495点、リーディング495点の990点満点で英語力が評価されます。
スコアによって英語力の段階が分かれており、一般企業でアピール材料になるのは600点以上とされています。また外資系企業へ転職する場合は、700点〜800点程度の英語力が求められるケースもあるようです。
英語に関わる仕事で頼りにされる場面も出てきますし、英語はプライベートな場面でも活用できます。勉強しておいて損はない資格だと言えるでしょう。
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3.秘書検定
秘書に関わる業務はもちろんのこと、ビジネスマナーや企業倫理など、社会人として活躍するためのスキルや知識を幅広く学べる資格です。
3級、2級、準1級、1級に分かれており、難易度が最も低い3級では、社会人としての基本的なビジネスマナーを習得できます。
運営しているのは文部科学省認定の「財団法人 実務技能検定協会」で、検定の正式名称は「秘書技能検定試験」です。性別や年齢、学歴を問わず、どなたでも受験することが可能です。
4.日商簿記
事務職は、会社のお金を扱う場面が比較的多いです。特に中小企業の場合は、業務の中に経理が含まれているケースが少なくありません。
日商簿記は、会社のお金の流れを把握する時にとても有効な資格です。1級〜3級までのレベルがあり、本格的に経理の仕事をこなす場合は、3級だけでなく2級も取得しておいた方が良いでしょう。
5.行政書士
行政書士は、1951年に成立した「行政書士法」という法律に基づいて作られた国家資格です。国や地方自治体と企業をつなぐパイプ役として、とても重要な役目を果たせる職種だと言えます。
行政書士の資格を取得すると、会社設立の際に必要な書類を作れたり、雇用関連や許認可に関わる手続きを実施できたりなど、専門的に知識を活かして様々な仕事に携われます。大企業から中小企業、そしてベンチャー企業まで、幅広い会社で活かせる資格です。
6.社会保険労務士
社会保険労務士も、行政書士と同じく国家資格の一つです。短縮して社労士と呼ぶ人も多いですね。
社会保険労務士の資格は、企業における社会保険や年金、労務管理などの業務でとても役立ちます。人事部におけるスペシャリストとして、様々な企業で活躍することが可能です。キャリアアップも有効であり、人事部の課長や部長なども目指せます。
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7.司書
司書は、都道府県や市区町村の図書館業務で活かせる国家資格です。日本には、全国各地にたくさんの図書館があります。
司書に資格を持っていれば、応募した際に優先的に採用されるケースがほとんどです。図書館での事務職にチャレンジしたい方に、おすすめの資格だと言えるでしょう。
8.ITパスポート
ITパスポートは、情報処理やITの分野における国家資格です。情報処理技術者試験には様々な種類がありますが、その中で最もやさしく、取得しやすいと言えます。
パソコンやネットワーク、そして事務処理に使うソフトのことなど、ITに関わることを幅広く学べます。独学でも十分に取得が可能な資格であり、ITパスポートの資格を持つことで、パソコン関連において一定のスキルや知識がある人物だと評価されます。
9.文書情報管理士
文書情報管理士は、紙ベースの書類を電子化し、パソコンやサーバー等で安全に保存するためのスペシャリストです。
長年に渡って営業している大企業であれば、書類のデータは膨大な量になります。このような文書データをいつでも簡単に引き出せるように管理するのも、文書情報管理士の大切な仕事です。
実施がスタートしたのは2001年で、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が運営しています。ITパスポートなど情報処理分野の資格を併せて取得しておくと、転職においてより一層強い武器になります。
10.医療事務
超高齢化社会の日本では、全国各地に様々な病院やクリニックがあります。そんな医療機関において、受付や会計などの事務職をこなすスペシャリスト資格が「医療事務」です。
医療機関における会計では、診療報酬請求という特別な仕事があります。資格を取得して一定の経験を積めば、そのスキルは様々な病院やクリニックで活かすことが可能です。
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