個人情報保護士の資格内容や役割とは?
個人情報保護士は「一般財団法人 全日本情報学習振興協会」が認定している民間資格です。
日常生活や仕事におけるITの活用が当たり前になった昨今。
個人情報は益々大切なものとなりつつあり、企業においては個人情報の漏洩を未然に防ぎ、守り抜くことが責務とされています。
またマイナンバー法が施行されたことにより、個人情報保護士の役割も明確化され、重要視されつつあります。
個人情報はあらゆる企業が保有しているものであり、”大手企業が個人情報を流出した可能性がある”といったニュースが、時折報道されているのも事実です。
このようなトラブルは企業にとって信頼を失うという大きな痛手となりますし、個人情報保護士の有資格者は、徹底した個人情報の管理が必要不可欠です。
令和3年(2021年)現在、個人情報保護士認定試験の合格者は、なんと6万人を突破したそうです。
企業における”個人情報保護のエキスパート”として認識されており、これからも有望な資格だと言えるでしょう。
個人情報保護士認定試験の概要について
個人情報保護士認定試験は全国の主要都市て行われています。
また2020年9月試験からは、「オンライン・ライブ検定」をスタートしており、自宅でも受験することが可能になりました。
オンライン・ライブ検定を受けるにあたっては、パソコンやWebカメラ、インターネット環境の準備が必要です。
※Webカメラについては、協会で貸出も行っているようです。
<受験資格>
制限なし。誰でも受験可能。
<受験料>
一般:税込11,000円
学割:税込7,700円
<試験会場>
札幌、仙台、東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、津、大阪、神戸、福岡など
※オンライン・ライブ受験も同時に実施
<試験日・申込日>
個人情報保護士認定試験の公式サイトにて確認要
<試験科目>
〇個人情報の総論
個人情報保護法の背景、個人情報保護法の理解、マイナンバー法の理解
〇個人情報保護の対策と情報セキュリティ
リスク分析(脅威と脆弱性の理解、人的管理の実務知識、組織体制の整備)、オフィスセキュリティ(物理的な管理の実務)、情報システムセキュリティ(技術的な管理)
個人情報保護士認定試験の公式サイトでは団体で受験した企業名も公表されているのですが、本当に数えきれないぐらいの大手企業が受験しているようです。
⇒ 個人情報保護士認定試験の公式サイトはこちら
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