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衛生管理者の資格・試験内容について
衛生管理者は、職場の労働環境の調査や改善、点検などを行う国家資格です。常に50人以上の雇用者を抱える事業所では、一定数以上の衛生管理者を置くことが労働安全衛生法によって義務付けられています。
資格は1種と2種に分かれており、1種は全ての業種に就くことができます。一方、2種は業種が限られており、農林畜産産業、鉱業、建設業、製造業、電気業、ガス業、水道業、熱供給業、運送業、自動車整備業、機械修理業、医療業、清掃業を除く業種に就けます。
また、衛生管理者の具体的な仕事内容は以下の通りです。
1.健康異常者の発見と処置
2.作業環境の衛生上の調査と改善
3.作業条件、施設等の衛生上の改善
4.労働衛生保護具、救急用具の点検と整備
5.衛生教育及び衛生日誌などの記録の整備、労働質病の原因調査と予防など
<衛生管理者の資格・試験内容>
受験資格 | 1.10年以上の労働衛生の実務経験者 2.高等学校の卒業者で、3年以上の労働衛生の実務経験者 3.大学か高等専門学校の卒業者で、1年以上の労働衛生の実務経験者など |
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年齢制限 | 特になし |
受験手続 | 受験申請書を各安全衛生技術センターに郵送、あるいは持参する。郵送の場合は、受験料を郵便振替か銀行振込で払い込む |
受験料 | 6,800円※第1種、第2種とも共通 |
試験日 | 各センターによって試験日や回数が異なる |
試験内容 | 第1種⇒関係法令(労働基準法、労働安全衛生法など)、労働生理、労働衛生 第2種⇒関係法令、労働衛生(有害業務に関わるものを除く)、労働生理 |
合格率 | 1種⇒53.9%、2種⇒66.2% |
試験地 | 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の各安全衛生技術センター |
問い合わせ先 | <各安全衛生技術センター>
北海道センター:0123-34-1171 |
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