日本の環境を守る国家資格「公害防止管理者」の内容
自然環境の保護は、世界規模で大切に考えられている分野の1つです。工場などの排ガスや排水に悪い物質が含まれていれば、近隣の農場などにも悪影響を及ぼします。
公害防止管理者は、水質を悪化させるような工場排液や、亜硫酸ガスを含んだばい煙などが、自然環境に悪い影響を与えないようにするための国家資格です。
一定規模以上の生産設備をもつ工場においては、法律で公害防止管理者の有資格者の配置と届出が義務付けられています。
<公害防止管理者の試験内容>
試験日:10月の第1日曜日
受験料:
6,800円(水質関係第3・1種、大気関係第3・1種、ダイオキシン類関係公害防止管理者、公害防止主任管理者)
6,400円(水質関係第4・2種、大気関係第4・2種、騒音・振動関係、特定・一般粉じん関係公害防止管理者)
申込期間:7月上旬〜下旬
受験資格:誰でも可
試験地:東京、札幌、仙台、愛知、大阪、広島、高松、福岡、那覇
合格率:22.2%
問い合わせ先:(社)産業環境管理協会公害防止管理者試験センター
TEL:03-5209-7713 公式サイト:http://www.jemai.or.jp/
試験内容:
水質関係第4〜1種公害防止管理者⇒
公害総論、水質概論、汚染処理特論、水質有害物質特論(2・1種)、大規模水質特論(3・1種)
大気関係第4〜1種公害防止管理者⇒
公害総論、大気概論、大気特論、ばいじん・粉じん特論、大気有害物質特論(2・1種)、大規模大気特論(3・1種)
特定・一般粉じん関係公害防止管理者⇒
公害総論、大気概論、ばいじん・粉じん特論(特定)、ぱいじん・一般粉じん特論(一般)
ダイオキシン類関係公害防止管理者⇒
公害総論、ダイオキシン類概論、ダイオキシン類特論
騒音・振動関係公害防止管理者⇒
公害総論、騒音・振動概論、騒音・振動特論
公害防止主任管理者⇒
公害総論、大気・水質概論、大気関係関係技術特論、水質関係技術特論
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