当サイトはプロモーションが含まれています。
国際的にも大きく活躍できる弁理士の資格
弁理士の仕事は、一言で表すとすれば「産業財産権の出願代行」です。産業財産権とは、新しい発明や考案の権利を守るための特許権や実用新案権、工業品などのデザインを保護する意匠権、商品やサービスに使用する商標権のことを指しています。
これらの権利を取得するのは簡単なものではなく、特許庁に複雑な書類や図面を提出し、出願手続きを出して認可される必要があります。
日本では世界でも有数の特許出願大国であるにも関わらず、出願手続きを行う弁理士の数が不足していると言われています。弁理士の勤務先は、特許事務所と一般企業がほとんどで、その割合は半々ぐらいです。
<弁理士の資格取得の道のり>
1.独学、または通信講座等で試験勉強
2.1次試験の短答式筆記試験に合格
3.2次試験である論文式筆記試験に合格
4.3次試験の口述試験に合格
5.日本弁理士会に登録
そしてその後のステップアップとして、特定侵害訴訟代理に伴う能力担保研修を受講し、試験を受けます。これに合格すると、特定侵害訴訟の代理権を取得できます。
弁理士の魅力は、やはり高収入が見込めることです。一般企業に勤務する場合でも、資格手当などで一般社員より高収入になることが多いうえ、実績に応じた報酬制度を採用している特許事務所などでは、年収1,000万円を越える人もいるようです。さらに、独立開業すれば更なる高収入を見込むことも出来ます。
また、弁理士は海外に居住していたとしても、弁理士登録をして国内で活動することが出来ます。海外の企業が日本企業を訴える場合など、産業財産権に関する問題や紛争は国際化するケースもあります。グローバルな視点で対応できる弁理士はそう多くはないので、それだけでも大きな需要を獲得することが出来ます。
<弁理士の資格データ>
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
受験資格 | 誰でも受験可能 |
試験日 | 1次⇒5月、2次⇒7月、3次⇒10月 |
合格率 | 6.7%(2007年度) |
スポンサードリンク