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通関士の資格内容や試験の概要
通関士は、輸出や輸入の現場において欠かせない国家資格です。国際貿易を行う時は、輸出入業者は必ず税関に申告して、許可を得る必要があります。
この通関手続きは、代理・代行業者に委託することになるのですが、これを請け負う通関業者は、その手続きを行う時に必ず「通関士」の資格保持者を1名以上置かなければなりません。つまり、通関士は税関の通関手続きにおいて、欠かすことのできない職業なんですね。
通関士は、国家資格に合格したあと通関業者に就職し、税関長に確認されてはじめて通関士として働くことができます。日本は輸出入の枠が広がる傾向にあるので、通関士の職業は今後も有望だと言えます。また、近年は一般企業からの需要も増えており、企業内にて資格の取得を推進しているところもあるそうです。
<通関士の試験概要>
受験資格 | 年齢や国籍などの制限は無し |
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合格率 | 8.6%(平成24年度) |
受付期間 | 8月上旬(2週間程度) |
試験日 | 例年10月上旬 |
試験地 | 東京、神奈川、愛知、大阪、静岡、宮城、北海道、兵庫、新潟、広島、福岡、熊本、沖縄 |
受験料 | 願書の書面提出は3,000円、システムによる提出は2,900円 |
受験手続 | 所定の申請書に記入し、各税関の通関業監督官に提出する |
試験内容 | 1.通関業法 2.関税法、関税定率法、関税に関する法律および外国為替、外国貿易法 3.通関書類の作成要領、その他通関手続きの実務 |
問い合わせ先 | 函館、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、長崎、沖縄の各税関の通関業監督官 |
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