医療分野の国家資格「医師」の受験資格や試験について
医療分野には看護師や薬剤師、理学療法士などの様々な国家資格取得者がいますが、医師はその中でもリーダー的な役割を果たす存在です。
患者さんの治療においては、診断や治療方針を決定するという重要な役割を担っています。
実際に一人前の医師になるためには、まずは大学の医学部か医科大学に合格し、そこで6年間学びます。さらに、大学の付属病院か指定病院にて、2年以上の臨床研修が必要になります。
<医師の国家試験の概要>
試験日:2月中旬の3日間
申込期間:11月中旬〜12月上旬
合格発表:3月中旬
受験料:15,300円(収入印紙)
合格率:90.2%
試験地:東京、北海道、宮城、新潟、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、熊本、沖縄
受験資格:
1.学校教育法に基づいた大学にて、医学の正規課程を修めて卒業した者(卒業見込み者を含む)
2.医師国家予備試験に合格した者で、合格後に1年以上の実地修練を行った者(修練終了の見込み者を含む)
3.海外の医学校を卒業しており、外国で医師免許を得ている。なおかつ、厚生労働省が上記の1・2と同等以上の学力・技能を持ち、適当だと認定した者
4.沖縄の復帰に関する法令第17条第1項の規定により医師免許を受けたとみなされる者で、厚生労働大臣が認定したもの
申込方法:
受験願書と一緒に以下の書類等を準備し、試験地を管轄する地方厚生局や地方厚生支局に提出する
1.受験資格を照明する書類
2.写真(出願前6ヶ月以内に撮影したもの、大きさは縦6cm、横4cm)
3.返信用封筒(郵便番号や宛名も記載し、510円切手を貼る)
試験内容:
臨床上必要な医学における知識や、公衆衛生に関する知識。さらに、医師として保持するべき技能や知識。
問い合わせ先:
厚生労働省の地方厚生局、地方厚生支局、厚生労働省医政局医事課試験免許室
TEL:03-5253-1111
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