気象予報士の試験や合格率、就職先について
メディアでの「お天気お姉さん」の活躍により、多くの人たちから注目されるようになった「気象予報士」。
フジテレビのTV番組「とくダネ」で活躍されている天達(あまたつ)さんのように、男性でも目覚しい活躍をされている気象予報士さんもいますね。
何となく民間のイメージがあるこの資格は、実はまぎれもない国家資格です。気象予報士は、気象業務法の規定に基づき、気象庁長官の許可を受けて予報業務を行わなければなりません。
この気象庁長官の許可が、気象予報士の国家資格に該当するわけですね。
<気象予報士の試験について>
試験の日程 | 1月と8月の第4日曜日(年2回) |
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合格率 | 約5% |
指定試験機関 | 一般財団法人 気象業務支援センター |
受験資格 | 年齢・学歴共に制限なし |
受験手数料 | 11,400円(※一部免除制度あり) |
試験地 | 北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県 |
なお、受験資料については、一般財団法人気象業務支援センターから見ることができます。
配布期間は限られており、平成26年8月24日(日)の第42回目の試験では、以下のようになっていました。
★受験資料の配布期間・・・平成26年5月16日(金)〜7月4日(金)
★受験申請の受付期間・・・平成26年6月16日(月)〜7月4日(金)
★合格発表日・・・平成26年10月3日(金)
試験の約3ヶ月前には受験資料が公開され、2ヶ月前ぐらいに受験申請が出来るといった流れですね。今現在の試験日程については、気象業務支援センターの公式ページをご覧頂ければと思います。
一般財団法人気象業務支援センターの公式ページはこちら
気象予報士の難易度については、第1回〜3回ぐらいまでは現業の受験者の方が多かったため、合格率が高かったそうです。しかし、第4回目以降は一般の方々の受験者も増えたことから、毎回約5%前後の合格率になっています。
気象予報士の就職先については、気象庁、気象関連企業、放送業界の3つに大別できます。放送業界においては就業=お天気キャスターとは限りません。気象データを分析し、わかりやすい原稿を作ったりするのも気象予報士の仕事です。
また、就職先の情報を幅広く得たい場合は、日本気象予報士への入会がおすすめです。入会することで、気象会社からの募集の案内を入手したり、現在気象関連の会社に勤めている方からの情報を得たりすることもできます。会員同士のネットワークを広げることも可能であり、気象予報士としての能力を高めることもえきます。(ちなみに入会にあたっては、年会費のみ(5,000円)かかるそうです。)
一般社団法人 日本気象予報士会はこちら
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