不動産鑑定士 国家資格一覧

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不動産鑑定士の資格内容

不動産鑑定士の主な仕事は、不動産の鑑定業務と、顧客に不動産の活用方法や税務対策についてアドバイスするコンサルティング業務があります。

不動産を適正に評価するためには、経済状況を分析したり、不動産の利用価値を分析したりなどの高度な専門知識が必要になります。日本の法律には「不動産の鑑定評価に関する法律」を設けており、鑑定評価の仕事を不動産鑑定士の独占業務としています。

勤務先としては、不動産企業やディベロッパー、信託銀行、生命保険、損害保険などの企業があり、不動産鑑定部門に配属された社員に対して、資格取得を義務付けている場合もあります。このため資格を取得することで就職や転職に有利に働いたり、企業内での配属希望が通りやすくなるなどのメリットもあります。

不動産鑑定事務所には、企業や個人からの鑑定依頼があるだけでなく、公共用地の買収や地価公示、地価調査、裁判上の争いなどに伴って、国や自治体などからも仕事を委託されることがあります。

1件当たりの鑑定報酬は、1週間程度の仕事で50〜80万円程度、2日で完了する仕事でも10万円程度と高収入が期待できます。

資格試験は、択一式を含む短答式試験と論文式試験の2段階になっています。試験に合格後、実務に関する講義、基本演習、実地演習で構成される実務修習の受講が必要です。実務修習の履修状況や修了考査の結果などを精査して、修了について国土交通大臣の確認を受けることによって資格を取得できます。

不動産鑑定士の資格取得について

資格の種類 国家資格
試験日 短答式:5月 論文式:8月
合格率 論文式が10%前後
受験資格 誰でも可
試験科目 短答式:不動産に関する行政法規及び不動産鑑定評価理論

論文式:民法、会計学、経済学、不動産鑑定評価理論

問い合わせ先 国土交通省・水質源局地価調査課

03-5253-8111


 

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