一級建築士の資格内容と試験

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一級建築士の資格内容と試験について

建築士のイメージ

一級建築士は国家資格の一つであり、日本にある様々な建物の設計や工事監理、調査、建築確認申請、建築工事の指導監督などを行う仕事です。一般住宅はもちろんのこと、病院や学校、オフィスビル、公共施設など、ありとあらゆる建物の建設に携わっています。

建築物は、法に定められた各種ルールに基づいて建てなければなりません。その厳しいルールを考慮した上で建物の設計を行うのが、一級建築士です。

試験は国土交通大臣が行うものであり、合格者の主な勤務先は建築設計事務所や建設会社になっています。また、公務員として官公庁で働く一級建築士の方もいます。

一級建築士の受験資格

受験資格については、以下のパターンがあります。

1.大学にて国土交通大臣が指定する科目を修めて卒業したものであり、卒業後に建築事務の仕事を2年以上経験したもの。
2.短期大学・高等専門学校で国土交通大臣が指定する科目を修めて卒業したものであり、建築実務の経験を4年以上有するもの
3.二級建築士として、建築実務の経験を4年以上有する者
4.建築整備士として、建築実務の経験を4年以上有する者

一級建築士の試験概要

試験地 全国47都道府県57ヶ所(学科の試験)
年齢制限 未成年者を除く
試験日 <平成25年の場合>
学科の試験 ⇒ 7月28日
設計製図の試験⇒10月13日
合格率 学科⇒18.2%、設計製図⇒41.7%
(共に平成24年度のケース)
試験内容 <学科(四肢択一式)>

1.学科T(計画)20問
2.学科U(環境・設備)20問
3.学科V(法規)30問
4.学科W(構造)30問
5.学科X(施工)25問

<設計製図>
試験の事前に設計課題が公表される。ただし、学科の試験の合格者だけが受験できる。

問い合わせ先 (公財)建築技術教育普及センター本部
TEL:03-5524-3105
公式サイト:http://www.jaeic.or.jp/index.htm

 

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